技術と使いやすさの橋渡し
ユーザーの要望に沿ってインターフェイス(操作画面)を開発するための技術は日進月歩、使いやすさの追求には技術は欠かすことが出来ません。しかしこれは、技術が使いやすさを生むということとは違います。
様々な技術を使いやすさに生かす。
その橋渡しは、「年季」によってのみ実現されると考えています。
隠れたシステム要件を見つけ出す
日々の業務に精通したユーザーが、実務のあらゆる作業すべてをリストアップすることは、一見簡単そうに見えて意外と難しいものです。
それは、ベテランユーザーであればあるほど、ほとんど無意識に様々な状況に対応してしまうからです。
システム開発のための業務内容のヒアリングのなかで、こういった隠れたシステム要件を見つけ出す作業は、ひとえにエンジニアの様々な経験に基づく嗅覚に依存します。
当社では、業務内容のヒアリングはじっくりと行います。
業務の基幹システムともなると、要件定義(開発システムの仕様)の確定に、開発期間の倍以上の時間をかける場合も珍しくありません。
可能な限り時間をかけて、できる限りユーザーの業務知識に近づく。
そこではじめて、「ユーザー目線」が生まれ、隠れたシステム要件が浮き出て見える、そう考えています。